競馬場に行ったことがある方は、ゴール前や4コーナー出口付近で、本格的なカメラを持って、馬の撮影をしているファンを見たことがあるかと思います。また、スポーツ新聞社や競馬専門誌には、美しい競走馬の画像が掲載されています。
こういった画像をできれば無料で手に入れたいという方もいらっしゃるかと思います。しかし、こういった画像簡単に手に入るものではありません。
そこでこの記事では、無料で競馬、もしくは競走馬に関する画像が手に入るサイトをいくつかご紹介したいと思います。ただし、サイトや画像によっては、利用範囲に制限があるケースもありますので、こういったケースの解説もしていきます。
全力で走る美しい馬の画像、競馬場の内部の画像など、お気に入りの画像を見つけ、PCやスマホに保存してみましょう。
競馬画像は無料でも手に入る
競馬はギャンブルである側面と同時に、見て楽しむスポーツであるという側面も持ち合わせています。馬券を買うのも好きだが、それ以上に走っているサラブレッドを見るのが楽しいという方も多いでしょう。
そんな競走馬の姿を見るには、実際に競馬場に行くのがベストです。しかし2020～2021年のように、新型コロナウイルスの感染拡大などがあると、気軽に競馬場にも行けなくなります。もっと言えば、そもそも気軽に行ける場所に競馬場がないという方もいるでしょう。
実際に競馬で走っているサラブレッドは、動物園などにいる馬とはそもそも造形が違います。動物園にいる馬が一般人だとすれば、競走馬はトップクラスで活躍するアスリート。筋肉の付き方や、走り方の迫力が違います。
そんな競走馬の画像は、無料でも手に入れることができます。そんな無料で競走馬の画像が入手できるサイトをご紹介しましょう。
最大手フリー素材サイト【AC】
※参照:写真AC
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まずご紹介したいのが、当サイトの作成でも非常にお世話になっている無料写真サイト「AC」です。無料写真サイトとしては日本国内でも最大級であり、会員登録をしている方の数もトップクラスです。
ACで提供されている写真素材は基本無料。さらに商用利用も基本的にOKとなっています。
競馬の画像に関しては、日本国内の競走馬が写っている写真はありません。しかし海外の競馬やサラブレッドの画像であればたくさんそろっており、美しい馬の姿を堪能できるサイトといえます。
利用方法
ACの画像を利用するには、まずACに会員登録をする必要があります。会員登録には無料会員と有料会員がありますが、画像をダウンロードするだけであれば無料会員でも十分なサービスを受けることができます。
無料会員と有料会員の差を簡単にご紹介しておきましょう。
| サービス内容 | 無料会員 | プレミアム会員 |
| 月額利用料 | 無料 | 1,437円(税込) |
| 検索制限 | 4回/日 | 無制限 |
| DL制限 | 9点/日 | 無制限 |
| DL待ち時間 | 15秒 | ナシ |
| まとめてDL機能 | × | 最大10個まで |
| ブックマーク上限 | 5点 | 100点 |
| 広告非表示 | × | 〇 |
※参照:写真ACヘルプセンター
無料会員と有料会員の一番の違いは、DLできる写真の点数と、DLする際の検索制限でしょう。無料会員は1日4つのKWまでしか検索できません。あらかじめ自分の中でKWを厳選しておかないと、その日のうちにDLできない可能性があります。
また、DLできる点数は1日9点まで。個人利用の場合、そこまで大量の画像を一度にDLすることはないかと思いますが、まとめてDLしたい場合は注意が必要です。
すべて商用利用OK【Photock】
※参照:Photock
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AC以上に利用しやすいという点では、こちらのPhotockがおすすめです。PhotockはACと違い会員登録すら不要で、HPに行けば誰でもDLができる画像サイトになります。
掲載されている7,000点近い(2022年1月現在)画像はすべて商用利用OK。制限が少なく、誰でも気軽に利用できる画像素材サイトとなります。
競馬の画像に関しては、中山競馬場の画像や、大井競馬場の画像など、一部競馬場の画像が豊富にそろっています。一部競走馬の画像もあり、「馬」の画像ではなく「競馬」の画像を探している方には特におすすめの素材サイトです。
利用方法
利用方法は非常にシンプルPhotockのHPに行くと、TOPページにいきなり大きな検索窓がありますので、そこに探している画像に関するKWを記入するだけ。あとは表示された画像から好みの画像を選ぶだけです。
画像はjpgかwebpの形式でDLができ、さらに画像サイズも選べます。スマホなど小さな画面で利用する場合は小さなサイズで、PCの壁紙など大きく利用したい場合は大きなサイズでDLしましょう。
中山競馬場のPH多数【無料写真素材 東京デート】
※参照:無料写真素材 東京デート
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サイトの名前からして競馬とはあまり関係なさそうですが、意外と競馬の画像がそろうのがこちらの「東京デート」です。
基本的には東京都内の名所やお祭りなどの画像が中心となっており、東京でデートをしているときにみかける風景のような画像がそろっています。この中に「中山競馬場」という項目があり、ここに30点近い画像が掲載されています。
レース画像やパドックの画像、さらに中山競馬場内の画像など、利用しやすい画像が多くそろっているサイトになります。
利用方法
東京デートは会員登録不要、もちろん無料で利用できるサイトになっています。掲載されている画像はすべて商用利用OK。簡単にDLでき、広い範囲で利用できるありがたいサイトです。
お気に入りの画像が見つかったらサムネイルをクリック。拡大画像が表示されますので、その画像を右クリックして「名前を付けて保存」を選択することでDLを行います。画像サイズは1サイズですが、印刷物でも利用できるサイズになっていますので、大きすぎる場合は画像加工ソフトなどでサイズを小さくして利用しましょう。
スマホ専用競馬画像ならココ【競馬VISTA】
※参照:競馬VISTA
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ここまで紹介した3つのサイトは、主にPCで利用するサイト。そこで最後にスマホで利用しやすい無料画像サイトをご紹介しましょう。
競馬VISTAはスマホの壁紙用の無料画像素材サイト。画像のサイズはスマホの壁紙に適したサイズであり、PCなど大きな画面で見るには適しませんが、毎日大好きな馬の画像を持ち歩きたいという方にはおすすめのサイトとなります。
過去に活躍した人気馬のレース画像が中心となっており、きったあなたの大好きな馬の画像も見つかるでしょう。
利用方法
まずはサイトに掲載されている画像から、探している馬の画像を見つけましょう。画像が見つかったら、利用中のスマホのサイズにあったサイズのDLボタンを押せばOKです。
画像はすでにスマホサイズに大きさが加工されています。通常の画像素材サイトでは横長の写真が多く、スマホ画像には向かない(スマホ画面は縦長)ケースもありますが、こちらのサイトの画像であればその心配はありません。
こちらのサイトにある画像に関しては、基本的にスマホの壁紙としての利用のみOKとなっていますので、それ以外の用途ではDLしないようにしましょう。
写真の著作権に注意
競馬の画像を無料でDLできるサイトは他にもあります。しかし、画像を利用するときには注意すべきポイントがあります。それが「著作権」です。
著作権（ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト）は、作品を創作した者が有する権利である。また、作品がどう使われるか決めることができる権利である。作者の思想や感情が表現された文芸・学術・美術・音楽などを著作物といい、創作した者を著作者という。知的財産権の一種。
引用元:Wikipedia「著作権」
ネット上にアップされている画像にもこの著作権が発生しており、所有者の意に沿わない利用方法をすると、法で罰せられるケースがあります。
特に商用利用では慎重に
特に注意したいのが「商用利用」です。その画像を利用して収入を得ることにつながるような行為を行うと、著作権侵害に該当する可能性があります。
商用利用の一例を挙げると、例えばポスターやチラシといった印刷物が考えられます。その印刷物で商売が成り立つわけではありませんが、ポスターやチラシで宣伝し、それが集客や売り上げにつながると考えると立派な商用利用になります。
ネット上で考えると、ブログ記事でも商用利用と考えられるケースがあります。ブログに広告が掲載されているようなケースでは、広告収入があるということで商用利用とみなされます。
商用利用OKとなっている画像以外は、どうやっても売り上げ、商売につながらないか確認して利用する必要があります。
個人利用の際にも注意
自分では個人利用と考えていても、法的に商用利用とみなされるケースは少なくありません。もっとも多いのは、上でも説明したブログ記事への転載でしょう。
本人は自分の趣味を書いているだけと思っていても、そのブログに広告が出されていれば商用利用とみなされかねません。
個人利用とはスマホの待ち受けや、親しい友人・知人(仕事関係を除く)への年賀状など、広く一般の方の目に触れない範囲となりますので、覚えておきましょう。
まとめ
競馬はサラブレッドが全力で走る姿を見る競技です。もちろんギャンブルではありますが、馬自身はそんな意識はなく、ただ鞍上の指示に従い全力で走るのみです。
そんな姿を美しいと感じるのは普通のこと。そしてそんな美しい瞬間を切り取った画像が欲しくなるのも当然の感情といえるでしょう。
自身のPCの壁紙や、スマホの待ち受けなど、広く一般の目に広まらない範囲であれば、多くの画像は利用可能です。しかし、ブログに掲載したり、チラシで利用するような場合は、商用利用となる可能性もありますので、商用利用OKのサイトを利用するようにしましょう。
